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炎症性腸疾患(IBD)である潰瘍性大腸炎(UC)とクローン病(CD)の長期経過例には大腸癌をはじめとする消化管腫瘍発生のリスクがあることが知られていますが、IBD関連消化管腫瘍の実際の患者数は散発性の消化管腫瘍に比較すると少なく、消化管疾患を専門としていても個々の医師が経験する症例の数は少ないのが現状であると思われます。
本ガイドラインでは、最初に、日常診療で混乱して使用されていることが多い用語の定義を行い、巻末には統一して使用すべき用語を用語集として掲載しました。各論は、十分な紙面と多くの図表を用いて、IBD関連消化管腫瘍の疫学、診断、治療について系統的に理解していただけるような内容となっております。Clinical question(CQ)では28のテーマを取り上げました。エビデンスが少ないという現状から、高い推奨度、高いエビデンスレベルのCQが多くないのが課題ですが、現時点で最適、最良と思われる提案ができたと考えております。

「炎症性腸疾患関連消化管腫瘍診療ガイドライン 2024年版」発刊のお知らせ

「炎症性腸疾患関連消化管腫瘍診療ガイドライン 2024年版」が発刊されました。

(2024年7月17日)
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