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穿孔性大腸癌の治療成績の研究

山本 聖一郎(東海大学 消化器外科)

活動要旨

 大腸癌穿孔症例は救命のためには緊急手術を要することは申すまでもない。大腸癌全体では3~10%の頻度と報告されており、急性期死亡率は、集中治療学の進歩により、以前は12~40%と報告されていたが、最近では10%台まで低下した。一方、各施設の症例数は多くなく、多数例での手術成績、長期予後の解析がない。本研究では、大腸癌研究会参加施設から大腸癌穿孔症例の臨床データを集積し、その治療成績を検討すること、並びに多数例の解析から、治療方針に関しての指針を作成することを目的とする。

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